
赤ちゃんの追悼式・メモリアル
~小さな命を悼み、静かに偲ぶひととき~
この追悼式・メモリアルは、中絶・流産・死産によってこの世に生まれることのなかった赤ちゃんのいのちを、神の御前に覚え、静かに偲ぶための場です。
それは、一般的な「お葬式」でも、「水子供養」でもありません。
いのちの尊厳に向き合いながら、神様の御前で赦しと慰めに身を委ねるための、祈りの時間です。
この追悼式は、正しさを装う場所でも、誰かを裁く場所でもありません。
神様の真理の前に立ち、その真理の中で差し出される恵みに、そっと心を委ねるための場です。
イエス・キリストは、壊れてしまったものを回復するために来られました。
後悔や痛み、言葉にできない思いを抱えたままの私たちを、そのままの姿で招いておられます。
このメモリアルは、何かをやり直すための場ではありません。
神様がすでに差し出してくださっている慰めと赦しの前に、恵みによって進み出ていく時間です。
どんな方が対象?

おひとりで
落ち着いて向き合いたい方

パートナーと
一緒に祈りたい方
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ご家族で
記念を残したい方
カウンセラーと2人で、あるいはご希望によっては複数人で行うこともできます。
小さないのちが、いかに価値があり、尊重され、記憶されていくものかを示す時間でもあります。

メモリアルの式次第

ピアカウンセラーとご一緒に、ご自身にとって意味があり、赤ちゃんの“いのち”の尊厳を最大限に現すことのできる方法を考えたいと思います。
式次第の一例
01.
静かな導入
02.
聖書朗読
03.
祈り
04.
小さないのちのための追悼
小さないのちに向けてご用意いただいた手紙を読む時間(事前にカウンセラーと相談し、ご自身で命名していただきます)
05.
司式者からのメッセージ
聖書が語る真理と、天にある希望に目を向けます
06.
閉会の祈り
※形式は固定ではなく、ご事情やご希望に応じて調整します。



水子供養との違い(Q&A)
Q. 水子供養とはどう違うのですか?
水子供養は、日本の文化・宗教観に基づき、
亡くなった存在を供養するという考え方に立っています。
このメモリアルは、
-
いのちを「供養」するのではなく
-
神様の前にその存在を覚え
-
神ご自身の慰めと赦しに希望を置く
という、クリスチャンの信仰に基づく祈りの場です。
誰かの行いによって救いが得られるのではなく、神様の恵みによって支えられる、という信仰理解に立っています。
記念品・記念碑のご相談
目に見える形は、悲しみを完全に癒すものではありません。
しかし、メモリアルの日を記念した品物をお手元に置きたいというご相談をいただくこともあり、個別にご対応しています。
ご希望に応じて、
小さな記念品
名前や日付を記したカード
などに関するご相談をお受けしています。
「残すべきかどうか迷っている」という段階でも構いません。
無理に勧めることはありません。
体験者の声

天に希望を抱いて
私がグリーフケアカウンセリングとメモリアル(追悼式)の存在を知ったのは、過去の中絶の経験から何年も経ってからのことでした。
自分ではある程度けじめと区切りがついているように感じていて、最初は「なんで静かな水の中に石を投げ込むようなことをしなきゃいけないの?」という思いがありました。
しかし、進めていくうちに、私は一度母になったということ、授かった命を失ったことに目が開かれていき、何よりもその命が大切な尊い存在だったことがハッキリして、いつの日か天国で再び会えることに大きな希望が持てるようになりました。(私にとってはこのことが最大の出来事でした!)
メモリアルでは、私の元に来てくれた小さな命に名前を付けたり、手紙を書いたり、きれいな花を用意する機会も与えられ、とても大切な、大きな意味のある時間だったと感じています。
心の奥にしまっていた悲しみに向き合うプロセスに寄り添ってくれたカウンセラーに、心から感謝しています。

心にしまっていた悲しみに向き合えた
今思えば、数年前に中絶をした時、私は心が麻痺していたのだと思います。悲しみを感じることもなく、その出来事を“ひとつの手術”として自分の中に整理して、仕事や家庭生活を淡々と続けていました。
ところが数年たち、次第に“生きる権利のあったいのちに対して、何かしたい”という思いが芽生えてきました。中絶の当日や、本来の出産予定日には、何か形にしたくなり、水子供養や他の妊娠支援団体への相談も考えましたが、どこかしっくりこない感覚がありました。
ちょうどその頃、教会巡りをしていたことがきっかけでライフバトンと出会いました。カウンセリングを受ける中でメモリアルのことを知り、 “私が求めていたのはこれだった” と気づきました。
メモリアルでは、一つのいのちに向き合う時間を、ライフバトンのスタッフと共に持ちました。私は子どもに手紙を書き、名前をつけ、その子だけに思いを注ぐことができました。不思議と悲しみはほとんどなく、むしろ安心感と、いのちを祝福するような温かさを感じていました。
しかし、その後の日々の中で、海の底に沈むような深い悲しさがゆっくりと湧き上がってきました。それは心の奥底、魂の痛みに触れるような感覚でした。きっとこれまでの人生で心にしまい込んできた痛みや悲しみが、メモリアルで“いのちの尊厳”に向き合ったことで、そっと扉を開いたのだと思います。
ここから改めてカウンセリングを受け、聖書を開きながら、内なる癒しと解放の旅路を歩んでいきたいと願っています。そして、いつかこの旅路を通った自分だからこそ、同じ経験を持つ方々へと寄り添う働きに携わりたいと考えています。
よくある質問
Q
過去の中絶経験の悲しみがありますが、参加できますか?
A
はい。
このメモリアルは、完全な人のためではなく、神様の前に正直でありたいと願う方のための場です。
ただ、メモリアルの前にグリーフケアカウンセリングを受けた方が良い場合には、そのようにお勧めすることもあります。
Q
クリスチャンでなくても参加できますか?
A
はい。
信仰を強制することはありませんが、クリスチャンの信仰に基づく内容であることは、あらかじめご理解いただきたく、事前に丁寧にお伝えする時間を取らせていただいております。
Q
家族やパートナーと一緒に参加できますか?
A
可能です。人数や関係性についても、事前にご相談ください。
司式牧師・カウンセラーのご紹介

田中康子 司式牧師
1982年
アメリカより帰国し、NEC等の企業にて英語講師、通訳者として活動
2014年
海外の教会にてHealing and Propheticの訓練を受け、日本の教会にて奉仕をスタート
2017年
ライフバイブルスクール卒業
2018年
教会スタッフとして従事
2021年
カナダのカウンセリング機関CAS(Christian AdvocacySociety)より、中絶後グリーフケアのトレーニングを受講開始
2022年
トレーニング修了 ピアカウンセラー認定
料金・所要時間・場所
場所
東京都渋谷区広尾5-9-7
21世紀キリスト宣教会
その他ご相談に応じます
料金
メモリアル・追悼式に決まった費用は設定しておりません。
皆様からのご寄付で継続している働きなので、ご用意いただける方には、お気持ちで献金いただけると幸いです。
