グリーフケアカウンセリング
カウンセラーの紹介
田中康子(カウンセラー)
1982年 アメリカより帰国し、NEC等の企業にて英語講師、
通訳者として活動
2014年 海外の教会にてHealing and Propheticの訓練を受け、
日本の教会にて奉仕をスタート
2017年 ライフバイブルスクール卒業
2018年 教会スタッフとして従事
2021年 カナダのカウンセリング機関CAS
(Christian AdvocacySociety)より、中絶後
グリーフケアのトレーニングを受講開始
2022年 トレーニング修了 ピアカウンセラー認定
私達はカナダのPost Abortionカウンセリング団体
Post Abortion Community Servicesからトレーニングを受け、
また適宜指導を受けながらカウンセリングを行っています。
ご相談の流れ
① カウンセリングのご予約・お問い合わせは、メールまたは
お電話(受付 火〜土14時〜20時)にてご連絡下さい。
① カウンセリングのご予約・お問い合わせは、メールまたは
お電話(受付 火〜土14時〜20時)にてご連絡下さい。
② カウンセリングをご希望の方には、簡単なヒアリングを
させていただき、カウンセリング日時のご希望をお伺いします。
③ 初回カウンセリングを行います。
(対面・zoom・電話のいずれかとなります)
④ 初回カウンセリング後に、次回以後のカウンセリングを
プランニングします。(週1回、1時間程度、計5回を基本としています)
カウンセリングの進め方
実際の流れは、それぞれのご経験や状況により千差万別ですが、
参考のために代表的な例を記載しています
中絶の経験と向き合う
中絶を経験したことと、その経験がどのようにご自身に影響を与えているかを、安全で偏見のない場所で検証していくことは、癒しのプロセスにおいて重要なことだと、私達は考えています。
突然やってくる悲しみなどに不安を感じる方には、ゆっくりとその感情や思考のプロセスを認識するためのお手伝いをしていきます。
怒りや、その奥底にある感情を識別する
怒りの感情そのものは良いとか悪いというものではないこと、また、他の感情によって引き起こされる二次感情だと認識することは重要なことです。
ある怒りは、価値観が侵害されたり、信頼関係が壊れたりしたことを示しているかもしれません。心の奥底にある感情を、識別して理解していくプロセスです。
罪悪感や羞恥心への対応
罪悪感と羞恥心は絡み合っていることも多く、切り離してそれぞれに対応していく必要があります。
悪いと感じ続けることで、自分の罪を償わなくてはいけないという思いや、ご自身の経験によって誰かとつながりを持つのに値しないのではないか…という思いなど、強い痛みを伴う感情を持たれている方にもお会いしてきました。
これらの思いに一つ一つ対応していく中で、大きな解放への糸口を見出す方も多くいらっしゃいます。
赦しを受け入れる
赦しは、悲しみや痛みを無効にしてしまうものではなく、むしろ発生した悲しみや痛みの全容を明らかにしていく中で得られるものでもあり、玉ねぎの皮を一皮一皮むいていくように、時間をかけて考えていくプロセスです。
中絶した子供達の喪失を悲しむ
喪失を悲しむことは、最もつらいことの一つかもしれませんが、失ったいのちを見つめ、悲しむことで、人は悲しみの旅を前進させることができます。
【追悼式・メモリアル】
追悼式・メモリアルとは、故人を偲び、その人生の喪失を悼むことです。カウンセラーと2人で、あるいはご希望によっては複数人で行うこともできます。
子供の人生は重要で、価値があり、尊重され、記憶されていることを示す時間でもあります。
中絶経験を継続的に思い出すことへの対処について
カウンセリングが進んできても、中絶の経験が思い出され、罪悪感などに直面するというケースもありますが、それらが起きうることを認識し、対応方法を知ることで、備えることができるようになっていきます。
受け入れと成長
癒しのプロセスにはそれぞれのペースがあるので、私達はそれを尊重し、この段階に急いで到達しようとはしていません。
それでも、ある時に気がつくと、中絶の経験を以前とは違うレベルの羞恥心・非難・罪悪感で受け入れていることに気付くことがあります。
また、自分にとって好ましくないと感じる思考や信念・行動を知る機会や、自分や他者との境界線についても新たな視点を持つ機会ができます。
1年前に中絶を経験されたBさん